2021年10月特別酒:白老 槽場直汲み 氷温2年熟成
new
{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/6

2021年10月特別酒:白老 槽場直汲み 氷温2年熟成

¥6,000 税込

送料についてはこちら

お届けするのはつけたろう酒店の2021年10月の特別酒です。 ■お届けするもの  ①白老 槽場直汲み 氷温2年熟成  ②日本画家 漆原さくら さんの限定酒ポストカード  ③限定酒に合うペアリングメニューのレシピブック  ④BenFiddich鹿山氏による日本酒カクテルレシピ この特別酒はお酒をしぼりながら瓶詰めした超フレッシュなお酒を、氷温で約 2 年ほど 熟成させた特別酒です。 【保管】 保管温度:冷蔵 保管場所:冷蔵庫 抜栓状態:抜栓してもすぐに飲み切らなくて大丈夫です。 <保管場所の例> 冷蔵庫の野菜室 お酒は急激な温度変化のある環境にいることを嫌います。 頻繁に開け閉めする扉部分などには置かないようにしてください。 【飲みごろ】 いつでも OK です! ◼️澤田酒造のこと 澤田酒造は嘉永元年(1848年)創業の愛知県常滑市にある酒造です。現在は六代目の澤田薫さんが蔵元(社長)で、旦那さんの澤田英敏さんが副社長をされています。昨年末に酒造の心臓部である麹室が火事になってしまいました。本当に大変なことが起きましたが、多くのファンや同業のさまざまな酒造の協力のもと、現在は麹室が無事に再建され、今季の造りに入ることができました。 ◼️白老のこと 澤田酒造は「白老」という銘柄をメインにお酒を造っています。お米を蒸す甑(こしき)は今では全国でも珍しくなった木製の甑で、麹は麹蓋(こうじぶた)を使った昔ながらの大変手間のかかる造り方をされていて、お米の甘味や旨味がたくさん感じられるお酒です。仕込みに使用するのは超軟水で、めちゃくちゃ口当たり柔らかな美味しいお水を使っていることも特徴のひとつです。 ◼白老 若水 特別純米 六割五分 槽場直汲みのこと 数ある白老のシリーズの中でも特につけたろうが大好きなのがこのシリーズです。 「若水」というのは酒米の品種名です。愛知県産の酒造好適米(日本酒造りに特化したお米)で、澤田酒造さんもこの若水を多く用いてお酒を造っています。 特別純米 六割五分というのは精米歩合65%(玄米から35%磨いた)お米だけで造られたお酒です。 槽場直汲み(ふなばじかぐみ)は、お酒をしぼったそばから直接瓶に手詰めされた商品のことを示します。通常はお酒をしぼったら一度タンクにすべて戻し、そこからポンプで瓶詰めをします。 槽場直汲みは手詰めするので大変手間がかかりますが、非常にフレッシュな味わいを楽しめるので、新酒の出る時期に期間限定&本数限定でリリースされることがあります。が、本数も限られるため、なかなか見かけることは少ないです。 しかも澤田酒造さんは、一本一本瓶の底のからお酒が入るように丁寧にコントロールして瓶詰めしているので、お酒への負荷を最小限におさえた超フレッシュなまさに「しぼったまんま」のお酒なんです。 ◼️槽場直汲みを氷温で2年間熟成させた経緯 このお酒、実はつけたろう酒店をはじめるきっかけになったお酒なんです。 少し語らせてください。(いつも長々と語っていますが笑) 2019年4月までさかのぼります。 つけたろうは澤田酒造のある愛知県常滑市まで行き、2019年に出来た30BY=平成30年度醸造のお酒を色々と試飲させてもらいました。 その中で群を抜いて僕の琴線に触れたのが今回のシリーズ「白老 若水 特別純米 六割五分 槽場直汲み」でした。とにかく衝撃を受けたのを覚えています。 強烈な甘み、旨味、酸味が渾然一体となって、ドドドっと味覚に激しく押し寄せてきたんです。溺れるほど凄まじい美味しさの洪水。さらに槽場直汲みによる微発泡もあいまって、口の中はパニック状態でした。 その槽場直汲みはめちゃくちゃ美味しかったのですが、その美味しさは暴れていて味が落ち着いていない印象を受けました。当時自宅に2石(200升)ほど保管し、かなりの数のお酒で自家熟成の研究をしていたので、直感的に「酒がまだ若い」と気付きました。このお酒の飲み頃は今じゃない、と。 しかし、前述したように、一般的に槽場直汲みは「新酒の出る時期に期間限定&本数限定でリリースされる」ようなお酒なので、すでに澤田酒造でも販売が開始されていました。 つけたろう「ヒデさん(英敏さん=副社長)、このお酒何ケースくらいありますか?」 ヒデさん「10ケース(=60升)くらいならきっと」 つけたろう「全部買うので、試しに夏が過ぎるまで蔵に置いておいてもらえませんか?」 とお願いしました。きっと秋になったら、この暴れた美味しさが、しなやかさを持って剛柔兼ね備えた美味しさに変わるはずと信じて。 ちなみにですが、この頃はつけたろう酒店は全然初めてもいなくて、最終的に60升のお酒をどうするかなんて何にも考えていませんでした。笑 そして、秋がきました。 美味しくなる!と信じていつつも、60升のプレッシャーから、送っていただいて一口目を飲むまでに正直時間がかかりました。こわすぎる・・・ シュポンッ!!! 小気味良い音が鳴り、グラスに注ぎ、香りを嗅ぐ。 い・・・イケるか・・・!? ゴクリ。 うっま〜〜〜〜〜〜〜い!!! めちゃくちゃ美味しい。 めちゃくちゃ、はちゃめちゃ美味しいじゃないか!!! もう自分の日本酒人生の中でもTOP3に入る衝撃でした。 これはイケる。というか、すごい。 賭けに勝ったぞー!!!最高に美味しいお酒に育った!!! そしてここから、 「槽場直汲み」のように超フレッシュなものを季節商品として出すだけではなく、”酒を育てる酒屋”というのもあってもいいのではないか?むしろ、そんな付加価値をつけた販売を主とする酒屋があったら、飲み手(≒自分)も面白いのではないか?と考えるようになりました。 そこからつけたろう酒店の発想が生まれたわけですね。 秋の時点ではとても美味しかったのですが、ピークにはまだ若い印象があったので、澤田さんにお願いして、さらに本数を増やして追熟していただき、最終的には氷温で2年ほど熟成したものを2020年12月お届けしました。 ◼特別酒「白老 槽場直汲み 氷温二年熟成 R1BY」 そして、今年の二年熟成 R1BY。 正確な表記は「白老 若水 特別純米 六割五分 槽場直汲み 氷温二年熟成 R1BY」です。 ※BY(ビーワイ)とはBrewery Year=醸造年度をあらわします。 R1BY(令和1年度醸造)とは2019年秋〜2020年春頃まで造られたお酒という意味になります。ちなみに2020年に届けたのは30BY(平成30年度醸造)のものでした。 今回の特別酒でのチャレンジは2つ。 ◯槽場直汲み氷温熟成は本当に美味しいのか ◯BY違いでどこまで味に違いが出るのか です。 【槽場直汲み氷温熟成は本当に美味しいのか】 たまたま運が良く、30BYが奇跡的に成功したのかもしれない。30BYの槽場直汲みがたまたま氷温熟成に適していただけかもしれない。日本酒は米で出来ているので、生育が天候によって大きく左右され、結果的に年度によってお酒の味が変わります。 絶対に美味しくなると思っていたし、実際に30BYはとても美味しく育ったのですが、再現性がないと”育てる酒屋”の意味がない。 そう思い、2020年11月に「来年用に」とR1BYを320本発注しました。※この時会員数は100人。現在の会員数は170人。 【BY違いでどこまで味の違いが出るのか】 実際に2019年12月にR1BYのしぼりたてに近い状態を飲んだのですが、味の違いはあれど30BYと大きく味が違うということはありませんでした。ですが、やはりお酒としてはまだまだ若く、ポテンシャルが奥に潜んでいて、味の違いはわかりづらかったです。 トマトをイメージするとわかりやすいですが、青い段階のトマトを食べ比べるのと、赤く完熟した状態のトマトを食べ比べるのを考えた時に、青い段階では味の個体差がわかりづらそうじゃないですか?そんな感じです。(伝わるかな?笑) では、 【つけたろう酒店はBY違いで槽場直汲み氷温熟成は成功したのか】 まあまあ、飲んでみてくださいよ?(ドヤ顔) 思わず「うんまっ!」と叫びたくなるような味だし、 BY違いによる味の違いもハッキリと出てるし、 大成功と言えるんじゃないでしょうか? 失敗したのは発注本数くらいですわ!(笑) ※笑えません ◼️オススメの飲み方 今回は断然、 冷酒(ぐい呑み・ワイングラス) がオススメです。 個人的にはいろんな温度帯の冷酒で飲んでみてもらいたいな〜と思います。 冷酒といっても5℃〜15℃くらい温度の幅があって、温度が1〜2℃変わるだけですっごく味が変わってくるんですよ。さらに器の形でもすごく変わります。 なので、今回は熱燗DJつけたろう流「冷酒の美味しい飲み方」をお届けします! 「白老 槽場直汲み 氷温二年熟成 R1BY」の冷酒の場合。 ①オススメ酒器 ・ワイングラス(白) ・ぐい呑み ※おちょこではなく、ぐい呑みがオススメ。 ②温度 ・5℃ ・8℃ ・12℃ それぞれで味や香りの感じ方が変わるので、お好みの温度帯を探してみてください。 ③注ぎ方 ・瓶から直接酒器に注ぐ ・片口などに一度注いでからぐい呑みに注ぐ ・少し高い位置から勢いよく注ぐ 最後に宣伝のようになってしまいますが、最高に美味しく飲める「ぐい呑み」もプロデュースしているので、もし酒器に困っている方がいれば良かったらご覧ください。11月の特別酒もぐい呑みが美味しいので。 ▼ぐい呑み https://tsuketaro.stores.jp/items/60ca12f9b5285a15b0998403 ちなみに、手前味噌ですが、このぐい呑みはとにかくお酒が美味しく飲めるようになります! ◼️燗酒レシピ 前述のとおり、燗酒にしても美味しいは美味しいのですが、このお酒の良さを考えると断然冷酒がオススメだなーと思ってしまったので、今回はお休みです! いろいろと燗酒も実験したのですが、どうしても冷酒の美味しさには敵わなかった。。 ◼️ペアリングレシピ 料理人のTETOTETOの井上豪希さんに、特別酒に合うペアリングレシピを作ってもらいました。※別紙のペアリングレシピ参照 ペアリングレシピ:牛皿アレンジ マニアックレシピ:鰻/シェリービネガー 購入して合わせられるものは牛丼チェーンの「牛皿」です!井上さんが市販品の中から探してくれたペアリングなので、非常に美味しいです! ◼️白老 槽場直汲み 氷温二年熟成 R1BYの熟成 熟成は十分なのですが、抜栓後の変化をぜひ楽しんでもらいたいです。 1日目:去年よりも味がノッている!美味しい!同時に後半の渋みもすごい!微かな発泡感も心地良い。 2日目:初日には感じられなかった香りが立ち始めてる!美味しくなってる!でも、一口目と二口目の味が全然違う! 3日目:味がめっちゃバラけた…!急に思春期の苛立ちのようなトゲトゲしさが。香りも暴れてる。同じお酒とは思えない。。 4日目: このお酒の真骨頂は4日目以降です。 抜栓してフレッシュなピチピチした美味しさを味わったら、グッと我慢して、冷蔵庫で3日間置いておきましょう。すると、あら不思議!別のお酒かのように角が取れて美味しくなってる!!! ◼️カクテルレシピ 2021年Asia Best Bar50にて第9位に選ばれた「Bar Ben Fiddich」の世界的バーテンダー・鹿山博康さんに、特別酒専用の日本酒カクテルを毎月考案いただいています! 「ジャパニーズネグローニ」※カクテルレシピはお酒に同梱