■お届けするもの
①「達磨正宗 生酒 since 2010」
②特別酒にまつわるお話をまとめた小冊子
③日本画家 漆原さくら さんの限定酒ポストカード
④限定酒に合うペアリングメニューのレシピブック
⑤BenFiddich鹿山氏による日本酒カクテルレシピ
【保管】
保管温度:常温
保管場所:棚やクローゼットなどの冷暗所
抜栓状態:すぐに味が崩れることはないので、長くお楽しみいただけます。すでに常温に保管して13年間も経っているので。笑
【飲みごろと熟成】
いつでもお飲みいただけます!すぐに飲むも良し、大切な日に取っておくのも良し、ちびちびと少しずつ楽しむも良しです!
◼️白木恒助商店のこと
白木恒助商店は一言で特徴を現すと「古酒(※)をメインとした酒蔵」です。
※古酒:この冊子では「何年も熟成をさせた日本酒」のことを指します
日本酒の酒蔵は現在1100蔵以上ありますが、その中でも古酒に特化した蔵は非常に少ないです。「達磨正宗(だるままさむね)」を醸す白木恒助商店は日本を代表する古酒専門蔵の1つと言っても過言ではありません。
白木恒助商店の創業は天保6年(江戸時代)だそうです。
<以下、酒蔵のHPより抜粋>
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坂本竜馬や大河ドラマで有名な「篤姫」が生まれた年に創業し、当時から岐阜のこの地で酒造業を営んでいます。古酒造りに取り組み始めたのは昭和40年代でした。大手の安い日本酒が各地に参入してきた頃、差別化を図るために六代目は「古酒で勝負しよう」と考えたことから始まりました。「古酒」といっても、何年も何十年も時間がかかります。手探りの中で試行錯誤を重ねながら50年超。「古酒」に社運を全て賭け、懸命の企業努力を続けてまいりました。お陰様でその取り組みは成功。現在では古酒が主力商品となり、日本を始め海外の方にも飲んでいただけるようになりました。
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古酒に50年以上前から取り組んでいたそうです。すごいですよね。
◼️日本酒の古酒について
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古酒と熟成酒の定義:
国税局で明確に定義されているものはありません。しかし、業界的には大体3年以上酒蔵で熟成させたものを古酒と表現しています。1-2年の熟成だと熟成酒と表現したりします。10年以上熟成させていたりすると大古酒と表現したりすることも。
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前述したとおり古酒に特化した日本酒の酒蔵は非常に少ないです。
それは裏を返すと、日本酒マーケットのメインではない、ということなんですね。
例えば、ウイスキーなんかは熟成に価値を置きます。12年、18年、30年など熟成年数を重ねるごとに価格が上がっていきます。つい先日もサントリーの響30年が36万円で今後販売されていく、とニュースになっていました。
では、日本酒はどうか?ウイスキーの業界のような価格設定は古酒にはありません。
ウイスキーなどは基本的に「熟成させると美味しくなる」という価値観の元、市場の価格が決まっていきます。日本酒については「熟成させると美味しくなる」という価値観ではないんですね。少なくともメインの市場では。
僕も熟成酒は大好きですが、単純に熟成させれば美味しくなるのか、と問われれば答えはNOです。すぐ飲んで美味しいものもあれば、半年ほど熟成させたほうが美味しいものもあれば、3年熟成させたほうがいいものもあります。
昨今の日本酒市場では明らかにすぐ飲んで美味しい=熟成させないお酒がメインストリームにいます。
ではなぜ、白木恒助商店はお酒を熟成したのか?
それは酒蔵のHPにもあるように、
“大手の安い日本酒が各地に参入してきた頃、差別化を図るために六代目は「古酒で勝負しよう」と考えた”とのこと。
この時期というのは東京オリンピックがあり、その影響でテレビが一般の家庭に普及し、大手の酒蔵がCMを配信して全国展開を加速させていったそうです。その影響を受けて、地方の小さな酒蔵はお酒が売れなくなっていったそうです。
“「古酒」といっても、何年も何十年も時間がかかります。手探りの中で試行錯誤を重ねながら50年超。「古酒」に社運を全て賭け、懸命の企業努力を続けてまいりました。”
当時は今以上に日本酒の古酒に対して理解のない時代だったと聞きます。
おそらく、始めてから何年も全然売れなかったと思います。
酒造業界にも、酒販業界にも、飲み手にも理解されない中で、50年以上もの時間を費やして古酒というジャンルを切り開いていった白木恒助商店は凄すぎます。
”お陰様でその取り組みは成功。現在では古酒が主力商品となり、日本を始め海外の方にも飲んでいただけるようになりました。”
リスペクトしかない。
◼️六代目当主:白木善次の挑戦
大手の参入に対する差別化の方法がなぜ古酒だったのでしょうか?
それは先代の六代目当主:白木善次 (しらきよしじ)さんが蔵で忘れられていた酒を試しに飲んでみたことから始まったようです。
HPに掲載されていた古酒への挑戦の歴史が最高すぎるので読んでください。
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◯古酒と善次
田園が広がり、長良川の支流が流れる岐阜市北部の片田舎で天保6年(1835年)に創業した当蔵は、裕福な地主の酒蔵ではなく、地主から米を買付けて酒を造る、いわゆる商人系の造り酒屋だった。六代目の白木善次は、昭和40年代に若くして先代から家業を任される。当時は、地元の酒で晩酌するのが当たり前。ビールやワイン等ほとんどなく、地酒が売れて当然の時代であった。やがて一般家庭にテレビが普及しだした頃、大手酒造りメーカーのTVCMが流れた。そして地元の酒屋に大手メーカーの酒が並ぶようになると、今まで売れていた地酒がしだいに売れなくなってきた。このままでは、うちのような小さな酒蔵はやっていけなくなる。そう考えた六代目は蔵の独自化について考え始めた。そして、たまたま蔵の片隅に忘れられていた一升ビンを見つける。4、5年は経っているだろうかー恐る恐る封を切ってみた。黄金色の美しい色合い。口に含むと、一年で飲む日本酒とはひと味もふた味も違ったものだった。その次の日から、試行錯誤が始まった。
◯復活への挑戦
どのような酒を造れば、味わいの深い古酒を造ることができるのか?文献も探してみたが、醸造方法には触れておらず、造り方がわからない。それならば、手間はかかるが毎年色々な酒造りにチャレンジし、その結果を何年もかけて検証していくしかないー古酒復活への挑戦が始まったのは昭和46年であった。今年は純米酒の甘口のものを造ろう。来年は吟醸酒の辛口のものを造ろう。毎年、何種類か造っては売らずに熟成していく。そして5年後10年後の結果を見ようという気の長い酒造りが始まった。古酒は時間が育てるものでもある。
◯壁
しかし、何年も古酒造りに挑戦していくうちに、「酒を売らずに貯めている」「白木さんは頭がおかしい」「変わり者」という声が聞こえてきた。酒税を管轄する役所からは、「早く酒を売って税金を納めるように」と言われたこともある。しかし気にしなかった。気にしていては古酒は造れない。そして10年もたったある年、新潟から来てくれていたその頃の杜氏ときき酒をした。「味わいがのってきましたね。」古酒を造るという蔵元に、最初は首をかしげながらもついてきてくれた杜氏が認めてくれた。ひとつホッとした瞬間だった。昭和50年代には、三年、五年、十年古酒等を市場に出すことができた。しかし営業に持っていくと、「色が付いている」「普通の日本酒と味わいが違う」など相手にされないことも多かった。古酒は現代では復活できないのか。
◯古酒復活
しかし評価してくれる人たちが確実に増えてきた。地元銀行の頭取、ソムリエの田崎真也さん、デパートの理解のあるバイヤーさん—時間をじっくりかけて熟成させた「古酒」がだんだんと認められてきたのだ。ついにはJAL国際線ファーストクラスのドリンクメニューに、通常3か月のところが好評を頂き3年も搭載されるなど、長年の取組が認められる結果が出てきた。現在では、「古酒といえば達磨正宗」というほど認知されてきた。これからも、達磨正宗らしい時間をたっぷりとかけた深い味わいを守り続け、進化し続けていく。
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善次さん、カッコ良すぎる・・・!涙
■今回のお酒を造るに至った経緯
つけたろうは古酒が大好きなんですね。
なので、もちろん達磨正宗も大好きです。
東海地方での仕事の際に白木恒助商店におじゃまする機会があり、その際に積年の想い(愛)を伝えました。そして、つけたろう酒店でなにかご一緒させていただけないかと相談をしたところ、
「そういえば、昔、試験的に熟成させた生酒があるな・・・」
と、杜氏の白木寿 (しらきひとし)さんがつぶやきました。
絶対にそれがいい。
絶対にそれを飲んでみたい。
というか、200%自分のためなんですが、12月の特別酒にさせてください。
あとづけで「おせち料理とかにも合うから古酒をお届けしました」って言えるので。笑
そんな経緯で、大変貴重な生酒の13年古酒を特別に譲っていただけることに。
■特別酒「達磨正宗 生酒 since 2010」
サンプルとして後日、家に送っていただきました。
まず、宝石のような綺麗な琥珀色に惚れ惚れしました。
10分は眺めていたことでしょう。
それから、ゆっくりとグラスに注ぎました。
器のチョイスに悩みましたが、はじめは香りを楽しむためにワイングラスで。
注ぎ始めて、衝撃でした。
芳醇なカラメルのような甘く芳しい香りが部屋中いっぱいに広がるんですよ!!!
すごい!!!
飲む前からすごい!!!!!!!!
もう、美味しいよ。
絶対に美味しいに決まってるじゃん。
あとは自分で確かめてみてください。
◼️オススメの飲み方
今回はまずは常温で堪能してください。
冷酒(ぐいのみ・ワイングラス)
カクテル(ロック・炭酸割り)
常温(ぐいのみ・リキュールグラス・ワイングラス)
熱燗(平盃・ワイングラス)
個人的に1番のオススメは常温をリキュールグラスで飲むか、熱燗を平盃で飲むのが最高でした!